Wake Up Girls!という最高のユニットとの日々〜感情〜

1.(1)翌日から必死のチケ探しがはじまった。ファイナルツアーだけあってなかなかチケは見つからない。結局発券時期の直後くらいに定価で握ることとなった。Twitterで割れ以外のチケットを買うのなんて久しぶりで新鮮に感じたのをおぼえている。最初は初日だけ参戦のはずが、2日目の夜公演のチケットを確保出来たため、両方いくことになった。そしてバスやホテルを取って一宮へ向かった。遠征というのは初めてだったのでなんだかウキウキしていた。

(2)そして一宮公演を迎えた。会場に着いたのはギリギリだった。知り合いのオタクと会って写真を撮ったりしてテンションが上がった。この時にはまだワグナーさんの知り合いは少なかった。

開演時間を迎えると影ナレ?が始まった。ナレーションの形式で愛知の名物が紹介されていくコントはとても面白かった。こういった形のナレーションは”声優”としてのWUGを見ることができ、いいなあと感じた。

(3)この時に僕はPartⅢのセトリを知らないままライブに望んでいた。ライブはセトリを知らない方が聴きたい曲が聴けた時に高まるのがいちばん楽しいと思うからだ。

影ナレが終わり、7人の姿がステージに見える。その瞬間に聞き覚えのあるイントロが流れる。あ、少女交響曲だ!と僕は一瞬で感じた。この曲はかなり好きな曲だったのでとても高まった。その時はコールなど知らなかったので、会場に響くWake Up Girls!という声に合わせて同じように自分もコールを叫んだ。曲の間はずっと推しの色(この時は紫)を必死に振りながら推しのことを見ていた。会場の下手側の席だったから、推しのダンスがとても見やすくて良かったなぁ。ライブでペンラを振ること、それは久しぶりのことだった。ペンライトを振っているだけで楽しい、そんな感覚をWUGちゃんが僕に思い出させてくれた。それはなぜか考えてみたけど、フォーメーションチェンジの綺麗さ、表情の作り方、ダンスのキレなどの”魅せる”部分が多いからだろうなと思った。推しの一挙手一投足を見逃したくない、そう感じさせる力がWUGのメンバーにはあるんだと思う。


2.さて、ここからはWUGのライブに初めて参加してみての感想をば。まず、大まかなところから書いていって、それから印象に残った曲を書いていく予定です。

(1)キャラソンメドレー

HOMEツアーでは公演地ごとに企画コーナーというものが存在していて、毎回誰かが担当になってその企画を考えている。凱旋公演ではその地方出身のメンバーが考えるのだが、愛知出身のメンバーはWUGにはいなかった。聞くところによると愛知はWUG全員で来るのは初めての土地らしい。アニタイコーナーが終わっていよいよ企画コーナーへ。誰が企画担当やら企画の内容も正直分からなかった。そんな中流れてきたのは島田真夢(cv.吉岡茉祐)のハジマルの爽快感溢れるイントロだった。この日連番だったオタクに行きのバスでこれ聞きたいけど多分聞けないんだよなぁと話していた曲…それだけに高まりは異常だった。冷静さを失ってペンライト置いて飛んでましたね(笑)。歌詞がぶっ刺さりなんですよね、この曲。ハジマルで始まってWOO YEAHで締める流れがとても好きでした。オオカミとピアノで全力でシャンシャン叫べたのも本当にポイントが高いです。2日目昼夜ではキャラソンの2曲目、3曲目を聞くことができた。愛知公演参加して良かったと思えた理由の1つは間違いなくこのメドレーにあると思う。

(2)聴かせる、楽しむのバランスの良さ

http://wugsoku.com/archives/1073916385.html

とりあえずセットリストを載せてくれているサイトのリンク貼っとくよ。自分の中では7GW→言の葉 青葉(昼)、7Senses→雫の冠(夜)、タチアガレ!→TUNAGO、このような楽しむ曲から聴かせる曲への転換が印象的だった。他のアーティストのライブだとバラードゾーンを設けて、盛り上がる曲と区別を付けて来ることが多いと思う。ぶっちゃけぼくは立って聞くところ、座って聞くところに分けられる点から後者の方が好きだった。ではなぜWUGのライブでは楽しむ曲と聴かせる曲を織り交ぜても良いと感じたのか。それは曲の繋ぎに明確な意味が込められていたからだと思う。簡単なところでいくと7GW→言の葉 青葉はアニメ1期のOP、EDの繋ぎである。また、これは推測の域だが、タチアガレ!→TUNAGOは東北復興支援のために発足したユニットが(タチアガレ!)、それに供する歌を歌う(TUNAGO)という流れが感じられる。このように意味でしっかりと考えられたセトリだったのが良かったのではないかと感じた。またそのようなセトリの組み方こそがWUGのアイデンティティーでもあるのかなとも思った。

(3)双方向のはたらき

前回のブログでも言ったかもだけど、WUGのライブって演者とワグナーが揃って初めて完成するんじゃないかって感じた。アニメにもワグナー個人(大田邦良)が出てくるくらいだしやっぱりそういった意味が込められているのかななんて思う。ステージ上で歌う演者に対してファンの側も全力のコールで応える、、、これは当たり前のことかもしれない。でもWUGちゃんの場合には何かが違う。その何かとはやっぱり演者との距離の近さにあるのではないかと愛知公演を振り返って思った。むしろステージと客席という括り飛び越えているように感じた。物理的にも心理的にも。そう感じたのは恋愛サーキュレーション(セトリ参照)、地下鉄ラビリンスの2曲でWUGちゃん達は”歩いて”客席通路を通っていた。これってすごいことじゃないですか?信頼関係がなければ成立しない光景にぼくは圧倒された。うまく説明出来ないけれど、LIVE会場それ自体がひとつの箱で客席とステージの間の区別は層のようなもので簡単に飛び越えていけるものというふうに感じた。このような仕様になっているからこそ、演者とファンとの間の双方向のはたらきというものが他のライブと比べて顕著に感じられるんじゃないかと思った。多分WUGを最近推し始めた人達の多くはここに楽しさだったり他との特異性を感じていると思う。

この3つ、まあ主に1番最後が僕を仙台公演に行きたいと導いた要因だよね。


3.ここからは番外編という感じで感情になったことなどを書いてくよ。

(1)Princess Nanamin。愛知公演初日の収穫は間違いなくこれ。もともと知り合いのワグナーから「多分、初日はみにゃみプリンセスやないかなーと思ってるわ」みたいなこと聞いていたから本日のプリンセス発表のときには画面にみにゃみが映るものだと思ってた。でも画面に映ったのはななみんの顔。でけぇ声出た。ななみん推しとして徳島の凱旋公演に行けていなかった僕にとって最高のプレゼントだった。もう絶対に回収できないと思ってたからね。初めて見るWUGメンバーからのななみんへのメッセージ…その一人一人のメッセージに僕は大泣きした(結構涙脆いから翌日のまゆしぃ、よぴプリンセスの時も泣いた)。いちばん印象深かったのは確かまゆしぃ?からのメッセージの中にあった”人一倍の努力家”という言葉だった。ななみんはほわほわしているから僕にはそういったイメージがなかったけれど、裏では努力を怠らない存在だったんだなって。そんなことを思ったら急に泣けてきてしまった。あの企画、ほんとうに良いと思う。

ななみんのHIGAWARI PRINCESSからの16歳のアガペーでななみんって叫べたのは最高でしたね。ピンク色の傘を持って踊ってたななみんを忘れないよ。

(2)さようならのパレード。愛知公演2日目昼で初めて披露された曲。タイトルコールがなされた時、会場がざわついたのが一瞬でわかった。ここで1度やるのかってね。ここでも僕は泣きました。これは本当に毎度毎度言ってるけど、2番出だしのまゆよぴね。ここで感情になったよ。連番のオタク君もマジでボロ泣きしててタチアガレ!のとき声出てないくらいだったのをよく覚えてる。そのくらい重かった。ほんとうに”終わり”を感じる曲だった。仙台公演で聞いた時には”はじまり”を感じられたから不思議なもの。ただ、当初の僕は専らつらくて泣きじゃくってましたね。

(3)Beyond the Bottom。WUGの聴かせるタイプの曲でいちばん好きな曲だと思う。サビ前からサビまでの加速していくようなつなぎ方が本当に好きなんだよなあ。ダンスもすごくキレキレだったよね。

(4)地下鉄ラビリンス。夜公演で高木美佑さんがめちゃんこ近くまで来た。笑顔がとても素敵だった。多分このときみゅーちゃんに落ちたと思う。はぁ、すき。


まだまだ書ききれないからまた追加するかも。仙台公演に続く……